2008.11.01
Stacking Dependency Parsers
André Filipe Torres Martins; Dipanjan Das; Noah A. Smith; Eric P. Xing. Stacking Dependency Parsers.
現在の係り受け解析の主流は,graph-based methods (例えばMSTParser) とtransition-based method (例えばMaltParser) に大別される.graph-based methodsは,構文木全体のスコアを,その構成要素であるエッジのスコアの和(もしくは積)を取り,構文木全体のスコアが最大になるように動作するが,スコアの構成要素が局所的なエッジから組み立てられているため,構文木全体としての特徴量を取り込みづらいという問題点がある.transition-based methodsは,Shift-reduceパーサーのように,これまでの構文解析結果と,現在の状態が与えられたとき,次のパーサーの動作として最も適切なものを選択するか,これらの選択の系列全体を最適化することによって動作するが,得られた構文木全体が最適かどうかは保証されない.
Nivre and McDonald (2008) は,graph-basedとtransition-basedを組み合わせる方法として,stacked parsingを提案した.このフレームワークは,あるパーサーの解析結果を,別のパーサーの素性として取り込むことで,1層目のパーサーの解析誤りを訂正し,解析精度を向上させる方法を提案した.本論文は,このstacked parsingのstacked learningとしての解釈を与え,1層目と2層目のパーザーとして,種々の組み合わせを試し,Nivre and McDonald (2008) の精度を超える結果を報告している.
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